ざらざら壁補修計画

うちの奥様は酔っぱらうとふらふらして壁にもたれながら階段を上ったり時に落ちたりするので、この壁のザラザラで大根おろし状態になって切り株系映画のスプラッタ女優になられても困ります。ここはそうなる前に奮起するべきでしょう。

いよいよ階段室、まずは壁から取りかかることにしました。
壁のざらざらに関しては、これまでにいろいろ実験しています。
ジョリパット、パテ、モルタル、いろいろ試してみましたがザラザラを覆い尽くすには量も必要だし作業効率的にも無理があります。

サンダーやグラインダーで削り取るのは、工事期間中ならともかく住居になっている今は無理があります。面積も多すぎます。
いっそ薄いコンパネを貼って覆ってしまおうか、とも思いましたがこれも大変な作業になることが予想できるので却下。

「よし。ではこうしよう」
「そうしましょうそうしましょう」
「まだ何も言うてへんがな。とにかく車に乗れ」

1階の秘密基地からシナベニアで作った折り戸を開き、車発進!
向かう先はもちろん毎度おなじみホームセンターMでございます。

買いそろえましたのは外壁の塗装下地に使う微弾性フィラー。ドロドロのぼてぼての下地材です。こいつをたっぷり塗ったくれば、少々のざらざらはぬるっと覆い尽くしてくれるのです。外壁みたいな仕上げには外壁材で対処するのだ。

ジョリパットほど高価じゃないし、モルタルやパテみたいに扱いにくく粉だらけになってアルカリかぶれすることもない、塗るのも(きっと)楽だろう、という考えで一斗缶5、6缶をまとめ買いです。

それから、上塗りで使う塗料も仕入れました。明るいグレー、つや有りにしました。

まずはたくさん入ったクラック(ひび割れ)をコーキングで埋めます。上から塗装するので、変成シリコンを使いますよ。覚えてますか?安いシリコンのを使ってしまったら、何をどうやっても上から塗料は乗りません。ここテストに出ますからね。
「コーキング」「シール」「シーリング」と、色んな言い方がありますが、多分ぜんぶ同じ意味だと思います。

クラックにコーキングを丹念にねじ入れて、ブラシで撫でて整えます。そして乾燥待ち。
乾燥したらいよいよ養生して、微弾性フィラーを塗ったくります。

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フィラー、想像していたより重いです・・・塗料とはまた違う質感で、重くて扱いにくいです。

ローラーからぼとぼとと落ちるので、壁に塗ってる量と床にこぼれる量が同じくらいじゃないかと思うほどです。
これはちょっと油断しすぎたかな。1階から4階まで、1日では無理な様子です。

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たっぷり塗ると壁の凹凸がかなり軽減されます。これはいいぞ。2回塗りでさらにぬるぬるにしてやる。

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1日や2日で終わりそうもない、とだんだんわかってきた様子。

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