大工仕事、木工に使う工具

インパクトドライバ

以前は安物の電動ドリルドライバーを使っていたんですが、改装工事中に壊れて動かなくなったので憧れのインパクトドライバを買ってみようかと思い、いろいろ物色。

改装中は全てコストとの闘い故、単に「良いもの」を迷わず買うというわけにはいきません。さりとて、下手なものを買って効率が落ちたりすぐ壊れても意味がない。
そこで考えた。

必要な機能、譲りたくない機能はなんだろう。
非常に個人的な見解ですが、次のように絞り込みました。
充電式で電池の種類がリチウムイオンであること。
10V程度じゃいやいや。12V以上。
LED照明がついていること。
立派なタイプの半額くらいで買えること。

集中的に使っては長期間放置するような使い方をするはずなので、メモリー効果の激しい電池はできれば却下したい。リチウムイオンバッテリーを選択するとそれだけで少し敷居が上るのですが、以前使っていた安物のドライバーがすぐにへたれる電池だったのでもう懲り懲りなのです。

LED照明も外せません。経験上、暗がりで使用することが多いので灯りほしいなあと常々。
さてそんなわけで、求める性能はプロ仕様に限りなく近づいています。なのに予算は半分。と、なると一体どこを削れるというのでしょう。
わからない。
でもとにかく条件を元に探してみます。そうすると、求める製品は定価5、6万円、実売3、4万円する高価なタイプばかりだと判明します。物色していて気づくのはやはりリチウムイオンバッテリー、やはりこいつが高価格の原因だなあと半ば諦めていると目に飛び込んだのは小さなバッテリーを積んだこの機種。

マキタTD135DSH バッテリー軽量タイプってやつです。
なんかわからんがこれちょっと安めだしこれにしーよおっと。

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マキタ TD135DSH

この手の買い物は、たくさんの機種をだらだら眺めていても始まらない。適度に機種を決めてしまって型番で安値を探すのがコツです。

何でもかんでも安けりゃ良いってもんじゃない。適正価格というものがあります。デフレも価格破格も嫌いです。そういう風潮は必ずや自らに降りかかってきます。でも背に腹は替えられないのでした。

バッテリーはちょっとだけチャチなタイプですが、十分活躍してくれています。期待以上の働きに「なぜ今までこれを買ってなかったんだろう」と思えました。
こいつがあるからこそ、改装、天井工事が出来たと言っても過言ではありません。
ただしこういう機械を使っても垂直にビスを揉んだり穴を開けたりすることが全然できないほど不器用なのでありますが。

ソーガイド

記事中でも絶賛のソーガイドです。

sawguide.jpg
ソーガイド

265という企画のノコギリが合うガイドで、正確な直線、90度、45度の切断ができます。

ノコギリを丸い部分の隙間に差し込んで使います。
土台の部分にはネジで留める平行と垂直の位置あわせのためのストッパーもあって、幅の狭い木材を切るときは垂直方向のパーツを取り付けた状態で木材にコンと押しつけ、さくさく切っていけます。
土台の一番左端が、ガイドの円盤、鋸刃の位置からちょうど150mmです。
切りたい位置から左に150mmの場所にストッパーを付けたソーガイドの左端を合わせれば目的の寸法を得やすいですよ。
長尺方向の切断はちょっと面倒くさくて、端材等を利用して自分で長尺ガイドを作り、切断位置から150mmの位置にクランプでしっかり止めてそれに沿って動かしながら切るしかありません。
円盤状のガイドから左側、というか内側がより正確なノコ目を得られます。
つまり必要なほうを内側、切り落とす方を外側に持ってきたほうがよい仕上がりです。

もっと精度が必要なら、ソーガイドを手で押さえるかわりに何か固定する仕組みを自作したほうがいいかもしれません。
手ノコが下手糞すぎて人生が厭になってしまった私のような人にはソーガイドは福音です。元々手ノコが上手な人には多分面倒なだけだと思います。

以下はAmazonへのリンクですが、以前は単品で売っていたと思うんですが今はセット販売が主流でしょうか。

30105と30106のふたつのセットがありますね。どちらも、のこぎり付きのセットで、はて。違いは何でしょう。30105は垂直のみ、30106は角度を変えられるっぽいですね。

 

しかし寒くなると日曜大工は無理になってきますね
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