御所屋敷のリフォーム工事

以前住んでいた御所屋敷、今頃なぜリフォーム工事なのか。
それは、勝手に改造していた部分の現状復帰工事と、家主が行う通常のリフォーム工事(クロス貼り替え)を金額折半にて混ぜ合わせて請け負ったからです。

改装工事でお世話になった旧友タケマル(仮名)にクロス張り替えを依頼し、私が自分でやらかした復旧工事を自分で行いながら現場管理することで、家主がすでに見積もりを取っているリフォーム業者よりかなりの安値で工事可能となり、家主の負担も減ります。
私も、金銭で負担すべき復旧工事を自力で行うことによって大いに助かります。
こんなこと、普通の賃貸契約者同士だったら成り立たないですよね。
家主との付き合いも長いし信頼関係にあったからこそ実現したと思います。

2ヶ月ぶりに訪れた御所屋敷、17年間苦楽を共にした愛着ある建物です。

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タケマル一味が乗り込んで、家中のクロスを貼り替えます。ドタバタドタバタ。

その間、私がやる復旧工事は、サービス含めて以下の通り。
1 リビングのコルクを剥がし、畳を新調して和室に戻す
2 猫がボロボロにした建具や柱の修復
3 モルタル土間に防塵塗料
4 鉄部の再塗装
5 1階壁面の再塗装
6 その他修復、塗装

畳は紹介を受けた立派な畳職人に依頼、コルクはすべて剥がして持って帰りました。
傷が入ったり、ごっそり削り取れた木部の補修は丹念に行いました。なんと、こういうのは私は本職な上にはっきり言って技術レベルはかなりの高さですから完璧です。むしろ、重文の修復レベルの技術を猫が壊した建具の補修に使うとは贅沢な話です。
モルタルや鉄部や壁面の塗装は材料実費だけ計上してサービスしました。愛着ある建物を美しく蘇らせて明け渡すのは私の希望でもあったのですからここは奮発します。

3日掛けてすっかり生まれ変わった御所屋敷を後にして、今度こそ本当のお別れです。
最後に綺麗にできて気持ちの区切りがつきました。

さて、もったいないからと剥がして持って帰ったコルク床タイル、どうしたものでしょう
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“御所屋敷のリフォーム工事” への1件の返信

  1. 私もあのK真のマンションに17年間住み、出て行く時もピカピカにしましまたが、(大変便利な場所で、こういう事を言うのは贅沢なのかもしれませんが)全く何の愛着もありませんでした。そのような家に長い間住めてとても羨ましく思います。
    御所屋敷も家主さんも他の人ではなく、HKさんに住んでもらって本当によかったと喜んでいることでしょうね。

コメント

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