ここでフロアタイルの貼り方のおさらいです。
タイル上の床材は墨出しさえちゃんとすれば並べて貼るだけなので簡単です。
部屋の真ん中あたりに垂直に墨出しし、並べて貼っていけばいいだけです。
問題は端の処理です。
端は最後まで作業せず、最後にこのようにやります。
角が掛かるなど二方向からの調整も理屈は同じで、各方向に定規代わりのタイルをあてがってカットするあたりを取ります。斜めってるとしても理屈は大体同じ。
このように、端の処理を全て終えたものを待機させてからおもむろに貼っていく方法を取りました。以前は何も考えずに糊をだーっと塗ったくってから端の処理を始めたものだから大変でしたが、あらかじめこうやって準備しとけば落ち着いて手早く作業を進められます。
このようにさっくり収まります
こっち側のややこしい部分もきっちり準備してカットしてから貼っていったので困難さは何もなし。
あれ?中断して仕事に取りかかるはずではなかったのか?そんなことは出来ません。何事も中途半端はいけません。きっちり仕上げてから仕事をするのですよ。わはは。
さて、残されているかたまり部分、ここもやっちまいましょう。
糊はなくなりましたが、専用のではない簡易な糊はすぐ手に入るので代用します。
こちら側の端だけはちょっとややこしいことになりました。
457mmのフロアタイルを貼っていくと、最後に30mmほど足りなくなって、まさか30mm幅の細長いカットを貼り付けるわけにもいきませんから、最後の2枚分を適度な幅が確保できるようにサイズ調整するのです。
「フランス落とし」の穴ぼこもきちんと開け、これにてすべて完成。
床が貼れたので心落ち着けて仕事に取りかかり、10日後、どちらも完成しました。
まあしかし見事に柄がバラバラでごちゃごちゃとしたフロアタイル仕上げとなりました。
これに我慢が出来なくなったら、ちゃんと統一された床環境を整えることにしましょう。多分しないと思いますが。