ここでフロアタイルの貼り方のおさらいです。
タイル上の床材は墨出しさえちゃんとすれば並べて貼るだけなので簡単です。
部屋の真ん中あたりに垂直に墨出しし、並べて貼っていけばいいだけです。
問題は端の処理です。
端は最後まで作業せず、最後にこのようにやります。
角が掛かるなど二方向からの調整も理屈は同じで、各方向に定規代わりのタイルをあてがってカットするあたりを取ります。斜めってるとしても理屈は大体同じ。
このように、端の処理を全て終えたものを待機させてからおもむろに貼っていく方法を取りました。以前は何も考えずに糊をだーっと塗ったくってから端の処理を始めたものだから大変でしたが、あらかじめこうやって準備しとけば落ち着いて手早く作業を進められます。
このようにさっくり収まります
こっち側のややこしい部分もきっちり準備してカットしてから貼っていったので困難さは何もなし。
あれ?中断して仕事に取りかかるはずではなかったのか?そんなことは出来ません。何事も中途半端はいけません。きっちり仕上げてから仕事をするのですよ。わはは。
さて、残されているかたまり部分、ここもやっちまいましょう。
糊はなくなりましたが、専用のではない簡易な糊はすぐ手に入るので代用します。
こちら側の端だけはちょっとややこしいことになりました。
457mmのフロアタイルを貼っていくと、最後に30mmほど足りなくなって、まさか30mm幅の細長いカットを貼り付けるわけにもいきませんから、最後の2枚分を適度な幅が確保できるようにサイズ調整するのです。
「フランス落とし」の穴ぼこもきちんと開け、これにてすべて完成。
床が貼れたので心落ち着けて仕事に取りかかり、10日後、どちらも完成しました。
まあしかし見事に柄がバラバラでごちゃごちゃとしたフロアタイル仕上げとなりました。
これに我慢が出来なくなったら、ちゃんと統一された床環境を整えることにしましょう。多分しないと思いますが。
さっちーさんコメントありがとございます。
なんと、ほとんどそっくりな建物ではありませんか。
はい。我が家もほぼ18坪です。建坪率は98%ですが(笑)築29年、昭和の香りただよう中途半端な古物件です。
しかも元飲食店で屋上付き、似てますね。でも4階建てなんですね。いいなあ。
すごく参考にしていただけると思います。はっきり言って面白物件です。
質問があれば訊いてください。お役に立てることがあれば幸いです。
初めまして、さっちーといいます。
私は3年ほど前から物件を探しておりまして、まだこれと言った物件に巡りあっていません。
でも、会社にほんの5分ほどの所にこちらの物件に似たものを見つけました。
4階建てで1~2階がスナックだったようで、3~4階は住居部分で屋上があります。
築28年で18坪しかありませんが、こちらの物件はどのくらいの坪数なんですか?
一緒くらいなら間取り関係や何もかもすごく参考になるのですが・・・。
良ければいろいろ教えてください。
いつもブログ楽しみにしています。tomsworksと申します。
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よろしくお願いいたします。
塩ビタイルは並べて置いていくだけだから根性が曲がってても真っ直ぐ貼れますよ。私にも真っ直ぐ貼れたぐらいですから。
おっ。夏に帰国なさいますか。ぜひぜひ。楽しみにお待ちしておりますよ。
私は根性が曲がっているので、こういうものは絶対に真っ直ぐには貼れません。ほんとに素晴らしい職人技です。この夏、家族でその床を見に行かせてもらってもいいですか?
や。コメントありがとうございます。
いえいえあまり褒めないで。1年近くかけて地味に集めた不人気色の見本市です(笑)
これにてまた更新中断ですが、忘れた頃に何かやらかしますのでよろしくですー。
ほ~いやいやどうして良い感じですよ。
色味が落ち着いているのもあるでしょうが、センスが
良いのが一番の勝因でしょうね。施工も見事です。
自分で出来る人を心から尊敬します。また来ますね♪