時は7月23日前後。
大工のまっすん達が二階の壁と床の造作工事を行っている最中です。
そして、私は私で仕事が続いています。
階段室の天井鉄骨の処理と、未だに放置中の1Fの天井鉄骨の処理です。
コンプレッサーからホースを引っ張り、二階で大工が仕事をしていてもお構いなしに階段室で錆止め剤の吹きつけ作業。 1階から4階まで、完全防御に身を包み、宇宙飛行士のような恰好で、ただひたすら錆止めを吹いて回ります。
煙で前が見えない。暑さでものが考えられない。溶剤臭でくらくらする。手伝ってくれる人は誰もいない。ここはどこだ。おれは誰だ。
脚立とコンプレッサーを移動させながら、4フロア分の天井を噴き散らかしていると、どこか遠くの世界から「くせえ」「くせえ」と声が聞こえます。
臭いくらいなんだ。そもそも、臭くしようとしているのだ。溶剤の臭いで、ネズ臭を打ち消すのだ。
テレパシーでそう答えます。
錆止めが美しく塗装されました。
塗り終わって数時間が経過しても、建物中の空気が何やらベタベタします。
階段室以外にも、一階の天井鉄骨を作業しています。
一階は今や資材+廃材置き場として壮絶な物置状態ですから脚立も建てられず、簡単には進みません。少しずつ進めています。
宇宙飛行士に愛を
今日もありがとうございました