このネズミー屋敷はもともとガス天国でした。
一階は焼き肉屋かお好み焼き屋でもやってたのかと思うほどガス管が張り巡らされており、管は全てモルタルの中に埋まっています。しかも何十年も使っていない状態。厨房やカウンター位置にももちろんガス管が来てます。
こんな危なっかしいものは全部使用禁止です。
二階も三階もガス管が行きわたっていて、各部屋ごとにガスコックがありました。
当時はこういうのがハイカラで贅沢な設備だったんでしょう。
ガス管はガスメーター付近にある根っこから遮断し、いったん全て撤去しています。
特に名をつけるほどでもないガス屋さんが指定通りの新しい配管を行ってくれました。
ガスストーブの暖かさの威力を知っているので、二階にはガスコックをつけました。ガスのたこ焼き機も持ってるからガスコックは必須です。
三階は配管代をけちってガスなしなので、ガス管新設工事は半日で終了。特に名を付けるほどでもないガス屋さん、テキパキと良い仕事しました。
その後に冬になり、寒い寝室で震えながら「三階にもガスコックつけるべきだった」と後悔。
しかし、40度の真夏に冬のことを想像することは、我々キリギリス族には非常に難しいことだったのです。
というわけで天井造作と設備工事は7月21日ごろに無事完了。
延々と記事を書いてきましたが、ほんの数日間の出来事にすぎません。
実はこのブログ、当時のカレンダーと今現在のカレンダーをつき合わせながら、リアルタイム進行みたいな形で書いていきたいと目論んでいたんですが、なかなか大変です。というか無理です。記事を書く速度が、当時の工事速度にまったくついていけません。
いかに壮絶な速度で工事を行っていたかが伺えます。当時の我々は超人か。
すぐさま壁・床・間取りの造作工事に取りかかります。
材木屋イコンさんが寸三と石膏ボードを運び入れ、大工のまっすんは今頃手下の大工を取り揃え、出動準備に取りかかっていることでしょう。
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今日も読んでくれてありがとうございました