二階にはキッチンや風呂やトイレがあって、その給排水管がどうなっているかというと、二階の床に這わすようになっています
ですのでその分床を上げなければなりません。
床を上げる工事は手間がかかるものです。
これは最初からプロにお願いするつもりでした。
レーザーの測量機や水準器などを駆使して、あっち少し、こっち少しと高さを調整しながらの作業が進みます。
もともとの土台の床からしてデコボコで水平が取りにくいので、本来ならば左官屋さんに土間工事をお願いして綺麗な面にしてから床上げをするのが理想でした。このデコボコ加減では床のレベルを合わせるのも一苦労です。
パーチクルボードの下に置いて高さを調整するための小さな足のような部材があるんですが、元の床のレベルがちゃんとしていないからそういう部材を使うと高さの調整をする手間が乗算的に増えるからとても使えません。
まっすんの出した答えはこんなやり方。
大雑把にレベル合わせを進めながらも細部を調整できる方法らしいのです。
本人は「このやり方は画期的である。こんな画期的なやり方を思いつく俺ってすげえ」みたいなことを言いますが私にはよくわかりません。
工事は進みます。よくわからないながらも観察していると、これはこれでやはり手間がかかっています。
そういえば書くのを忘れてましたが、もともと風呂桶があった段差のへこみは、左官屋さんにすでに埋めてもらっています。解体の時に出たタイルやコンクリートガラを敷き詰めておいたので埋めるのはあっという間の出来事でした。
一階の左官作業の現場打ち合わせのついでにやってもらった感じです。