7月27日。
今日は朝からユニットバスの搬入です。いつものように朝7時半に現場に到着し、掃き掃除などをしながら到着を待ちます。もうすっかり現場監督が板に付いてます。
トラックが約束時間より早くに到着して、運転手が現れました。ユニットバスの部品を手分けして荷下ろしします。
運転手はひとつ部材を動かす度に、発泡スチロールや毛布で商品に傷が付かないよう養生します。丁寧です。
運び入れるのを手伝いましょう、ということでふたりして部材を抱えます。
運転手「安定してないから気をつけてな。丁寧に運んでな」
「はい」と言いながら威勢良く持ち上げる私。
「待て待て待て。そんな急いだらあかん。施主さんに見られたら荒っぽいと思われるで。傷が付いたら大変やさかいな。落ち着いて頼むわ」
「はい。すいません」
「施主さんからクレーム来たら大事なんや。頼むでほんま」
「気をつけます」
丁寧に丁寧に荷物を運ぶ運転手と現場監督の私。
さて、2Fの床や壁はこのようにほぼ完了しています。
ユニットバスの部材を搬入してしばらくすると組み立て職人が登場。組み立てはINAX手配の業者にお任せしてあります。
黙々と作業し、夕方にはこれ、このとおり。でーんと入りました。でーんと。
「おっ。できましたね」職人に声をかけます。
「できた、と言いたいところですが、窓のところの寸法を間違えて見切り材が入らなかったので後日改めて残りを取付けに来ます」
「あらそうですか。ぜんぜん気にしないからいつでもどうぞ」
唐突に美しい工業製品が現れて場違い感を醸し出しています。