そろそろ大工のまっすんが拘束期限切れです。彼は次の大きな現場を控えています。
まだ少し、部分的にやり残した仕事がありますが、それは休日を利用して来てくれるそうです。
考えてみれば、最初はただのヘルプの筈だったのに、これほどの責任ある工事をさせられることになって大変だったなあと思います。まっすんにはほんとに感謝です。
そういうわけで大体の造作工事が仕上がったわけですが、まだやり残しているいくつかの未決案件がありますのでそれを進めましょう。
解体の時に、2階バルコニー側のサッシを壊して棄てたので、これを何とかせねばなりません。
ネットで調べようにも、いつかのキッチンみたいに猛勉強している暇もないし、誰かに相談したいところです。大工のまっすんに聞いても「サッシ屋は知り合いにはおらんなあ」と期待に反する返事。彼は大工ですが、ゼネコン現場や店舗が主体なので住宅関係に弱いんですね。私もそうです。
そんな中、意外なところで「サッシ」の文字を発見。材木屋イコンさんです。
なんと、サッシの看板も上げているではありませんか。さっそくイコンさんに相談です。
「じゃ、見に行ってあげよう」と現場に来てくれて何やら寸法を測って、丁度良いと思われるサイズでメーカーに発注してくれました。
今のサッシ枠を殺し、その内側にすっぽり入る寸法を決めてくれたんですね。いわゆる「カバー工法」に近い考えに基づいた寸法のようです。
ありがたや。ベランダ用の簡単なサッシで、値段も安いです。
材木屋イコンさんについでに「サッシを取り付けてくれる人紹介してもらえません?」と聞いたところ、それは不可でした。「大工さんにつけてもらいなはれ」
そりゃそうですね。材料屋さんが、別人に卸した商品のヘルプを顧客に頼めるわけがありません。それは筋が通らない話です。
サッシはこちらの手でつけることにいたしましょう。まっすんはもういませんが。
自分でやるか、もしかしたら誰かちょっとだけ手伝ってくれる大工いないかなあなんて思ったりしています。
材木屋イコンさんには、ついでにずっと気になっている玄関サッシも見積もってもらいましたが、玄関サッシは「もうちょっと見栄えのいいものをゆっくり探そう、緊急じゃないんだから」と、とりあえず古いまま放置することにしました。
「それこそ緊急やろ」というツッコミが入りそうですが、事実その通りですが、なぜか玄関は後回し。
実は・・・・2年経ってもまだ玄関引き戸は古いままでございます。
これは、玄関サッシのカタログを取り寄せたり、いろいろ調べているうちにキッチン選びと同じような罠にハマってしまい、予算と希望グレードが乖離してきまして、まあ、泥沼化しているというかなんというか。
それはそれとして、とりあえず2階のバルコニーサッシは注文できました。
一つ解決。