ここのところ8月11日の話ばかりですが、ようやく11日も日が暮れて夜になってきた模様。
夜には妻と落ち合って、段ボールを敷いて弁当を食べ、ポカリを飲んで煙草を吸ってそれからパテの続きです。
前回までは下地パテ→ジョイントテープ→下地パテ、と、研磨を挟みながらやってきてそろそろ仕上げパテに取りかかり始めます。
仕上げパテは粒子が細かくてより平滑な面を作ります。その分、穴埋めなどには向いていません。
クロスを貼るための下地には仕上げパテは不用ですが塗装には必要です。
下地パテがあまりにも下手糞で、広げて塗りすぎたために仕上げパテをそれ以上広げなくてはなりません。
なんか調子がおかしい。こんなに手間をかけている場合ではないのです。ないのです、と言っても手間がかかるものは仕方がない。だんだん追い込まれてますよ。このままでは、図らずも「総パテ」状態ですよ。まあ、グレードは上がるからいいんですけど・・・
そんな追い詰められている夫を、妻は激写し続けます。激写って死語ですか。年がバレますか。
下地パテは仕上げパテで覆い尽くさなくてはなりません。下地パテの上には塗料が上手く乗らないからです。下地パテを広げすぎたが故、仕上げパテはさらに広がります。
夜が更けてきてもまだ作業中。
さらに作業中。
小細工を施した柱部分。ここ
コンパネを用いての細工だったので全面にパテを入れています。コーナーもあるし、多すぎるパテもここではOK。
この柱部分は、塗装においてもちょっとした工夫をするつもりなので、ここは全部をパテで埋めてもいいくらいなんです。
ちょっとした工夫とは何か、それはアンティコスタックという仕上げにちょっと似ているイタリア風味の仕上げなんですが、工程や仕上げが判りやすい写真が出てくるかどうかちょっと未確認。
こうして、広げすぎて収拾が付かなくなりかけている仕上げパテを何とかやり尽くしました。広げすぎたのはグレードを上げるためだとか何とか、言い訳とも自慢とも負け惜しみともつかぬ独り言を呟きつつ夜遅くに退散です。
今日も読んでくれてありがとうございます。
一枚目の写真、脚立から離れた右足が職人さんっぽくってえらいかっこいいですね。 妻の激写、素晴らしい記録です。