3階の廊下部分。
まずは下地を作ります。パテと寒冷紗、そして仕上げパテといういつものきちんとした手順です。
コンパネで作ったニッチ(写真右)には、最初にヤニ止めシーラを塗っています。こうしておかないと、木から出てくるヤニがいずれパテも塗料も貫通してシミとして出てきます。
2階でモタモタしたときと違い、今回は下地のパテは最小限にて上手に施工できました。おかげで仕上げパテも少量できちっと平滑が出せます。さらに、そのおかげで最後の研磨も最小限で済むのです。
作業に慣れてきた妻が寒冷紗を貼る係もこなしたこともあり、時間も材料も大幅削減。これが熟練度というやつか。
廊下の塗装が着々と進みます。面積が小さいので2階のときの苦しさとは比べものにならない進み具合。
色は、2階で没にした塗料を使いました。少し彩度が高く、明度が落ちる色です。
遠くの方でひとりのおっさんが小さく写っていますが、これは、出窓の下のカウンターの集成材を染めているところです。
こちらは廊下塗装の続き。さらなる熟練度アップを目指し、まずはダメを回る妻。がんばります。
今回はローラー塗りにも挑戦。最初はちょっと下手ですが、二度塗りする頃には熟練度アップ。
さらに「脚立に乗る」スキルを獲得してレベルがまたアップしました。
これまで、怖くて脚立に乗ることが出来ない人だったのです。これは快挙。
初の脚立作業。人間、死ぬ覚悟ならなんだってできます。
妻の頑張りに声援をお願いします。
妻が廊下で矢継ぎ早にレベルアップのファンファーレをかき鳴らしている間に、夫は寝室のパテ作業をやっております。
熟練度アップ、などと暢気なことを書いていますが、この17日、18日は、すでに「引っ越しモード」に突入している予定の時期ですから、本当は決死の覚悟でやっています。
今まで書いていませんでしたが、全ての作業完了の目標は「お盆まで」だったんです、ほんとは。
あまりにも激しく作業をしたので床の養生がボロボロに。一旦剥がして、塗装前にもう一度貼りましょう。