8月もついに20日です。本日から「下旬」です。いよいよ迫り来る最終決戦。
御所屋敷の復元工事と荷物整理をそろそろ本気でやらねばなりません。昼間はそっちにかかりきりです。
夜に妻と落ち合い現場に到着。床の養生ビニールをそっと剥がし、キッチンの養生も剥ぎ取り、ゴミをまとめ、掃除して、さらに拭き掃除して、2階を人間世界の住スペースへと変身させます。
変身させました。
2階はもう立派な住居です。今度こそやり遂げた感に浸ります。「仕事は、養生を剥がして始めて完了する」との名言通り(いやそんな名言はありませんが)養生を取っ払って掃除をして始めて姿を見せるその勇姿に、我々夫婦は感極まって肩を抱き合い「ようがんばった、ようがんばった」とオイオイ泣き崩れます。というのは大袈裟ですが、この日はもうひとついい話がありまして、長らく入院していた義父の退院の日でもありました。よかったよかった。
というわけで、翌21日は間髪を開けずにいきなり引っ越し開始です。
地味に箱詰めしていた緊急性の低いものから運びます。
引っ越し先はわずか2km。車で20分です。自転車で15分ですが。信号とか渋滞とか一方通行のせいです。そんなことはどうでもいいと。はい。
そんなことより2階の(ほぼ)完成写真いきます。こんななりましたー。
ぴかぴかの住スペース。床は廉価版コルク、壁はオーカー寄りの2分艶、天井は石膏色、天井の電灯はホームセンターで200円くらいで売っているソケットに電球を挿しただけの優れ物シンプル電気。
ついに姿を現したTOTOのレガセス。吊り戸棚もなくすっきり。
グレーで注文したのになぜか白。間違えやがった。でも写真を撮ったときには気づいてもいないのです。
キッチンの向こう側に隙間があります。何かに利用するつもりですが具体案はない。
照明は随分昔に得意先の会社の改装時に貰ってきた事務所電灯。妻には大不評。何かで覆わなければいけませんね。
まだ取り付けていない洗面化粧台が無造作に置かれています。モルヒネ水道さん待ちです。
物入れになるはずの凹み部分はなぜか扉もなにもなくただ凹んでるだけ。そこに置かれている枠は、洗面所への建具枠。これは通販で買った格安折り戸で、後は取り付けるだけです。
上部右に見える照明は、義弟ヤンボーマーボー君に貰ったイケアのスポットライト。
早くもちょっとづつ荷物を運んでいます。
アフター状態をゆっくり撮影している暇はありません。
階段室はまだ土足のままです。クッションフロアを剥ぎ取ったままの状態です。
それがかえって功を奏し、靴を脱がずにここまで来れます。
すっきりしている姿を見るのはこの日のこの一瞬だけでした。3階も完成写真なんか撮れていません。ゆっくり撮影する間もなく、急いで荷物を運び入れます。
この後、10往復しました。
妻は腰を痛めた模様です。