夏の猛烈な労働に比べてやはり引っ越し直後は力が抜けて思うようには動けません。
荷ほどきも遅々として進まず、重い書籍を3階に上げたり、大きなアングルラックを映画部屋兼書庫に組み立てて箱ごと詰め込んだりしてますが、ペースが上がらないようでした。
1階に詰め込んでいる仕事道具の整理、これは急がないと駄目なので頑張ってやってたはずです。
8/31までの緊張感から解放されたためか、この時期の記憶がほとんど残ってないんですねえ。
どうも最初の一週間ってのは、引っ越してきたという自覚がまだ人間にはないようで、食事は全てネットができる店での外食だし、覚えていないけど何やら残工事をやっているみたいだし、疲れを癒すことと頭の整理をするための期間だったようです。
猫も人間もまず新しい環境に慣れるためにモラトリアム期間が必要なんですね。そういう意味で引っ越しも青春も同じです←なんだかよくわかりませんが
キッチンの周りから少しずつ落ち着きを手に入れ始めています・・・か?
でもまだ不安があるみたいで、いつも二匹はくっついています。いたわってあげたりしています。
ところで写真の整理についてですが、iPhotoとApertureというソフトを使っています。一覧性、検索、抽出がものすごく簡単で、目的別、日付別に自動アルバムを作ることもできます。
その日付別のアルバムを眺めながら記事を書いてるんですが、9月に入ってからは写真の抜けが目立ってるんですよね。
暮らしながらの改造だから毎日工程写真があるわけがないのですが、7、8月との密度の差には驚きます。
2007年秋の写真をたらたら眺めていてひとつ気づいたことがあります。
それはどうやら「引っ越したんだなあ」という自覚が芽生えるのはどうやら11月下旬頃のようなのです。
秋の3ヶ月間は相変わらずごちゃごちゃやっていたんですね。
そういえば移転案内を出したのも、近所を散歩したのも、友人を始めて招いたのも11月だったことを思い出しました。
というわけで、真の引っ越し完了は11月という認識でひとつ。