全然期待されぬまま黙々と作っている洗面のもう一つの家具の仕上げです。
クリア塗装も済ませてつるつる仕上げになっている材料を使って、枠になる部分を組み上げました。
天板にあたる部分は、余っている端材を並べて作り、シナベニアを表面に貼り付けます。シナ合板の節約と端材の有効利用でございます。
組み上がれば、例によって引き出しの確認、OKが出れば引き出しの表面を作ります。
こちらもラワン材で作ってから表面にシナベニアを貼ります。ビス頭が見えていてもいいので組むのが楽ちんなんです。
背中側は、引き出しの後ろの見えないところにだけ補強の板を貼りつけ、下のほとんどの部分が筒抜けという仕上がりになりました。ちょうどの隙間に挟むだけだし、強度の心配も要らないでしょう。
最後に天板をつるつるに磨いて完成です。
引き出しが1個だけある筒状の箱ですからこれは簡単に出来上がりました。さっそく現場に置いてみましょう。今度は何かに引っ掛かったりすることはないはずです。
ちょっとでかいのでよいしょこらしょとリビングに持って上がると、室内の変化に敏感な猫はちょっと身を避けて遠巻きに様子を伺います。許すかどうか考えているのです。
猫を無視して以前作っていた馬鹿なものを撤去して入れ替えます。撤去は簡単でした。何せ棒に板が乗っているだけですから。
入れ替えました。
前回作った反対側の隙間収納と素材感ぴったりです。洗面所の小物たちも引き出しに収まりました。
ここまで来れば真ん中にでーんと鎮座している洗面化粧台そのものが非常に気になりますが、これを洒落たものに交換するなんて贅沢なことは当分しないでしょう。
引き出しに小物を片づけた妻は、この仕上がりにまんざらでもなさそうです。よかったよかった。
これにて洗面所はひとまず完了です。どもどもお疲れ様でございます。