その頃の他の立ち回り

早起きして軽天屋を迎えるまでに、もう少しこの頃の話をして引っ張りましょう。

この頃、鉄骨の消毒や下地処理をやりつつ、他の色んな事もやっております。

まず引っ越し直前の前住居での仕事があります。

幸い、引っ越し前の住居(面倒なので以降は御所屋敷)と工事中の新住居(面倒なので以降はネズミー屋敷)が2キロしか離れていないため何度も往復出来ますから、両方の作業が同時に進みます。

御所屋敷の解体と修繕、現状復帰工事です。結構いろいろと勝手に改造していたので解体活動も割と大袈裟です。

例えば和室の畳を剥がしてコルクの洋室にしていたり、モルタル土間に床材を貼っていたり、壁に軽天を組んで工場システムを作っていたり、裏庭に木工で壁や倉庫を作っていたりとやり放題。全部元通りにしなければなりません。壊すこと自体の難易度はともかく、廃材の量が半端じゃありません。

妻はと言うと、昼間勤めながら夕方以降は引っ越し荷物の整理に大忙しです。さらにその合間を見計らってはネズミー屋敷の現場へ出向いて掃除や後片づけの手伝いまでしているのですから見る見る痩せていきます。

7月16日には夫婦で屋上手摺の錆落としなどを行っています。
錆封じを使おうにも、状態が悪すぎるため最初のケレン作業が外せません。それはそれは辛い作業でした。道半ばで少し諦めました。

残した棚の洗浄
残した棚の洗浄

1Fに残した据え付けの食器棚の扉とガラス製棚板をすべて外し、高圧洗浄機と消毒液を使っての夫婦一階大洗浄大会も同じ日に行いました。
ドロドロだった元厨房の壁タイルも綺麗に洗浄。
棚の中も消毒どぼどぼ処理完了。

大工との打ち合わせも大詰めです。
いろんな事情の果て「ちょっと手伝って」と頼んでいた大工さんに、もうちょっとメインをはってもらうことになってきました。
その理由は第一に日数不足です。もう7月も下旬に突入しようとしています。あと40日で引っ越しまで完了しなければなりません。
工事は少なくとも35日目には終わってないといけません。
仕上げ工事は完全に自分たちでやりますからこれは時間がかかる。ということは、壁や間取り、床を作る大工仕事の工期は最大見積もっても・・・・

これはさすがに頭の悪い自分にもDIYで仕上げるのは不可能な工程である、と即座に分かり、他の手伝ってくれる手が急遽当てに出来なくなったりしたこともあり、大工の仕切りを大幅に変更したのであります。

さて、この頃頻繁に行っていたある場所があります。
それは最近存在を教えてもらった市外の巨大ホームセンターMです。ホームセンターは数あれど、資材があれほど揃っているところは他に見たことがありません。

大工工事の資材のほとんどをホームセンターMで調達しました。
ホームセンターMは混んだ国道を通って40分かかります。この往復の時間が馬鹿に出来ないロスになりますが、代え難い資材仕入れ先として後々まで君臨。未だにちょくちょく行っております。
そういうわけで、順序が判らなくなるほどバタバタごちゃごちゃしているうちに、本格的な工事にいつの間にか突入しているのでありました。

ホームセンターっていうのは本当に便利なところです。近場にあるホームセンターはダメダメですが、郊外まで行くと品揃えの豊富さは異常です。ああいう世界は知らなかった。楽しいです。

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