プライマー

下地のプライマー、フィラーを少しご紹介。

必殺錆封じ

株式会社テロソン コーポレーションの「必殺錆封じ」は、独自の機能として以下の三つをあげています。

錆転換剤
錆止めプライマー
シーラ

これら機能を同時に叶えるのは必殺錆封じだけ、というわけです。
従来の錆転換剤というのは錆以外の箇所に塗ってはいけないので、養生の手間だけでも大変です。必殺錆封じの強みは、錆びてるところには錆転換剤として効き、錆がないところには錆止め、シーラとして効くという便利この上ない機能です。
使用前に、錆が酷すぎるところや浮いているところは三種ケレン以上の除去作業を行います。

ケレン(素地調整)の種類とはこんな感じ。
一種ケレン・・・旧塗膜や錆を全て落とし材質剥きだしのピカピカ表面にする
二種ケレン・・・ピカピカとはいかないまでも、旧塗膜や錆をしっかり落とす
三種ケレン・・・劣化の酷い部分を手作業などで取り除く
四種ケレン・・・汚れや浮きを除去する

まあ、そこそこ錆を落とせばよい、という程度でしょうか。


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ミッチャクロンAB・X

プライマーの代名詞、ミッチャクロンです。
必殺錆封じと同じテロソンの商品で、下地にこいつを塗れば塗料が乗りにくい素材にも塗装できます。
いくつかの種類がありますが、建築向けとされるのがAB・Xです。
アルミ、スチール、磁器タイル、金属からプラスチック、化粧合板・・・なんにでもよく密着します。


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微弾性フィラー

微弾性フィラーは、シーラーの機能も併せ持つ高粘度の塗装のための下地調整剤です。これは商品名ではなくて一般名詞です。
微弾性フィラーは厚塗りができて弾力があります。小さなクラックは覆い隠してしまいますし、長期間に渡る揺れや歪みにも追随します。
上塗り塗料の発色も上がります。
普通の塗料やシーラーと同じように思うのは大間違いで、とにかくボテボテふわふわしていてとっても塗りにくいです。
砂骨ローラーを使って模様を出したり、ウールローラーで厚塗りしたり、コテやヘラで左官のように厚みを出したり色々な方法で塗ります。
気をつけることは、とにかく壁に密着させること、塗り残しが発生しやすいので十分注意すること、量を惜しみなく使うことでしょうか。

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ということでいくつかご紹介しました。画像はAmazon広告になっております。

 

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