8月23日。
いよいよ建具がやってきました。テキパキした建具屋さんの素早い対応のおかげでもう取り付けです。
予算をケチったので不本意な材料による建具らしいですがそんなことは気にしない。
順序としておかしいのですが、建具を吊ってしまって建具屋さんが帰ってから塗装します。
もちろん本当は吊る前に塗装したかったんですが、建具屋さんとのやりとりの手間を増やしたくなかったので泣く泣くこのような状況での塗装。
材料は雨風に強いという浸透性の染料を使いました。建具屋さんは「こんな建具、1年持つかな」と言ってましたがなんのなんの、3年目にかかろうとしている今でも十分持ちこたえていますよ。
案の定、この状況では綺麗に塗れません。ムラがあって、これはちょっと私としては恥ずかしい仕上がりになってしまいました。
しかしこのジョリパットの色といい建具の色といい、カフェかケーキ屋が出来るような案配です。
道を歩くお嬢ちゃんがキラキラした目で見ていくので、そのたびに「ごめんねー、変なおっさんの工場が出来てるんですよー」と心の中で謝ります。
何か素敵なお店ができると思っている様子なんで、とても申し訳ない気持ちになりました。
とにかく、最大の懸案事項だった1階入り口についにフタができるようになりました。鍵もかけられてまるで家のようです。すごいすごい。
屋上付近の物入れ
この日23日のもう一つのおまけ、それは階段室の最上階、屋上へ出る踊り場にある小さな物入れです。
解体して壊したままの状態で放置してあったので、これを何とかします。
壁を整形し、四隅の隙間を埋め、床に下地のパーチクルボードを敷き詰め、それからジョリパットをコテで塗ったくります。
余ったクッションフロアを床に貼って、ジョリパットの二度目を塗ったくり、完成。
これまでやって来た部屋を作る作業のミニチュア版ですね。
思わず「ひとりでできるもん」と呟きます。
ビフォー状態の写真がありませんが、このように屋上手前の物入れスペースが完了しました。
ここもやはりちょっと可愛いスペースになりました。何を入れましょう。
なんだかんだと引っ張りながら、引っ越し前にやっておくべき残工事はこれにて全部終了。
最低限、ここまでやれれば悔いはなしです!