天井造作は急展開です。
N川電気の一味がやってきて、予てより用意していた2台の換気扇と9台のダウンライトを取り付けてくれました。
ちゃんと集中制御室での操作が可能なようにスイッチもたくさんです。集中制御室って何やねんですが←ただの集中スイッチコーナー
配電盤から出ているスパゲッティの中から、適切な線を利用したり足したりしながら、電気機器の取り付けが進みます。
9台のダウンライトは、奥のほうに3灯、壁側に3灯、棚側に3灯、ちょっと数が少ないのですが1灯あたりの光量がけっこうありましたので良しとしました。
墨出しは私の仕事なのでかなり悩みましたが、なかなかいい場所に決定出来たのではないかと。
しかしそもそも何故ダウンライトなどを付けようと思ったのでしょうか。
本来、1階は作業場ですから、蛍光灯さえあれば良かったはずです。
ところが、天井造作を始めてからというもの、もっと居心地のいい場所にもしたいという気持ちが沸き起こってきたんです。また、お客様がお見えの時もありますし、以前の工房では不可能だった来客仕様の施工はずっと望んでいたことなのですね。
おや? ということはそもそも天井を綺麗にしよう、と思ったこと自体がアトリエ内来客仕様工事の一環であったのかもしれません。
それと、意味もなく店舗が好き、バーみたいにしたい、というアホな希望があったことは否定いたしません。
蛍光灯を消してダウンライトだけにすると、大変居心地の良い空間になります。
この考え方の延長で、床のフロアタイル作戦、収納をもっとガッチリやりたい作戦、二重ガラス箇所のウインドウディスプレイ作戦など、どんどんと妄想、否、計画が頭に浮かんでまいりますがそれはまた後のお話。
換気扇は、仕事の制作をする壁側に二つです。時として吹き付け作業もやるので換気扇は必須。ただ、本気の吹きつけをするにはこんな換気扇じゃ全然駄目です。霧が拡散するし、換気扇も壊れます。あくまでも簡易ですね。
というか吹きつけ作業など金輪際したくありません。吹きつけなんかよりもカフェがやりたいの。
戯言はいいとして、換気扇やダウンライトの配線が完了したので天井ボードの残りを一気に貼っていきます。一気といっても重くて辛いのは同じだからじわじわですけど。
配線とダクトが済んだので天井ボードいきます。
こうなってこうなって
こうなりました。
おおおっ。大分出来てきました。これは我ながら天晴れです。
まさかひとりでこんな事ができるとは思いもしなかったですよ。人間、たまには発狂しなければ何が可能かわかりませんねえ。
憧れの職場エアコン。ここが取り付け予定地です。下地はばっちり頑丈に作りました。
気をよくしてエアコンだけは新品を買ってしまいました。
じゃーん。
こうして、ダウンライトに換気扇、エアコンまでが据え付けられました。
黄色い電気に綺麗な空気、涼しい風。何という贅沢。何という暴挙。何という身の程知らず。