屋上に照明

おはようございます。今朝は寒いですね。と、今のなうな話を書いてもおかしくないくらいに記事の内容と現実時間がせまりつつあります。

楽しく綴ってきた改装記も、最終回が近いのでありましょうか。近くないのでありましょうか。それは誰にも分からない。

屋上にテーブルセットが出来て壁を再塗装してからというもの、屋上で過ごす時間がさらにアップ、乾き物の肴が簡易お総菜にアップ、さらに料理にヒートアップ、完全に夕食を屋上で取ることが日常化してしまうだらけぶりです。

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「わしら、もう終わってるな」
「だらけすぎやな」
「けど夏涼しいからエアコン要らずやで。エコやろ。エコ」
「電気代よりビール代のほうが高いけどな」
「屋上に冷蔵庫ほしいなあ」
「ええこと考えた。工事の時に使ってたクーラーボックス使お」
「さすが、かしこいこと言うなあ。そうしようそうしよう」

というわけでクーラーボックスと料理を屋上に運ぶ毎日。しかし2008年の連日の凄まじい空の美しさが今年はあまりない。

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「今年の空はいまいちやなあ」
「去年は凄かったなあ」
「壁は綺麗になったけど、何となく目が退屈やね」
「贅沢言うとんなあ」
「植物置いていい?」

女性は植物が好き。特に食べられる植物が好き、というわけで手始めに小さな香草を買ってくる妻。町内の花屋ではバジルが1個100円。これはいい。

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育つでしょうか。
連日の屋上夕食、日が長くなったからといってもすぐに暗くなってしまいます。

暗くなったらすごすごと階下へ降りるのですが、だんだん暑くなってくると夜こそ屋上で過ごしたいところ。ここはそろそろ照明が必要です。

屋上に置く照明を探しにアンティーク照明のお店を訪ねたりしますが、形が良いからといってオンボロ照明に何万円も出すほどお人好しではございません。

妻が工事期間に初めて目にして甚く気に入った照明機器があったことを思い出しました。
「なにこれかわいいっ」
「・・・それがか」
「形も良いし、出来る影の形がまたいいっ」
「なかなか、センスあるやないか」
という当時の会話を頭上の吹き出しの中で反芻しながら、屋上の照明にはあの時見たあれでいいのかどうかお伺いします。
「じゃ、照明はあの時見たあれでええのか」
「あの時見たあれがいい」
「よしでは買いに行こう」

ぶーっと車を走らせホームセンターMへ出向きます。
私が電材コーナーにいる間、妻は植物コーナーを物色、バジルを植え替える鉢や土を買ってご機嫌です。
「鉢と土買うたで」
「照明買うたで」
「完璧やな」
「完璧や」
帰宅していそいそと屋上に上がる馬鹿夫婦、妻はバジルを鉢に植え替え、私は照明をセットします。

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猫は植物が好き。

照明機器はこれ。
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しかもふたつ。

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これで夜になっても大丈夫です。早く夜にならないかなあ。
あっという間に夜になりました。

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めちゃくちゃいいではありませんか。

そういうわけで、屋上に照明が付いたことでますます堕落した生活を送ることになったのです。

改装ネタが尽きたら「堕落人間回想記」に変えましょうか
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“屋上に照明” への2件の返信

  1. この夏、バジルは凄まじく育って、パスタにピザにサンドイッチとバジル三昧でした。また来年の夏も育てよう。
    これから寒くなりますねえ。寒いときはなにもしない、これに限ります。

  2. リアルタイムは急に寒いし雨だしですが、良いですね~屋上。
    自分ちで堕落せんでどうしますのん?ぐだぐだしてなんぼ。
    照明もお似合いですわよ。選ぶ人がよろしいからですね。
    バジルパスタ、楽しまれたでしょうか?ペースト冷凍で年中OK♪

コメント

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