そうこうしているうちに、契約が成立し、声をかけた色んな職人にも相談しながら、より具体的な内装計画の図面が出来上がりつつ。
この図面は実は工事が始まってから変更箇所が発生し書き直したものですが、まあ大筋では物件引き渡し直前にはこのように計画が具体的な形になってきたという感じです。
主に間取りを決定する内装計画。
1Fは、トイレと棚を残しすっからかんにします。入り口ファサードの折り戸は、4枚折り戸+ドアの組み合わせになりました。折り戸だけでは、一枚あたりの戸が大きくなりすぎるという指摘を受けたからです。
残す棚はこんな感じで、喫茶のカウンター後ろにある据え付けのやつです。これ残しました。
2Fも基本的にすっからかんにして、住環境用設備をこのように配置。キッチンと風呂の位置自体は変えず、窓や換気扇口を無駄にすることなく新設できる案配となりました。
3Fは途中で間取り変更があったものの、結局間取りを作るのを最小限に抑えたこの形になりました。この家にはトイレが3つもあります。トイレばかりです。
(しかし3Fのトイレは2009年夏現在、まだありません。トイレ予定地はちょっとした物入れと化しています)
この図面が完成するのに要した期間は、勉強時間も含めて4ヶ月。工務店さんにも「良くできている」と褒められた。
しかし結局、工務店に工事を発注することはなかったのでありました・・・
さて図面を描いたソフトはCADじゃありませんで、使い慣れたIllustratorです。
Illustratorのプラグインに、CADToolsというのがありまして、このプラグインのおかげで正確な図面がすらすらと書けます。すばらしい。最新版はバージョン6のようです。