着々と3階も進行する中、8月3日、義父の手術の日がやってきました。
さすがにこの日は現場作業もそこそこに病院に駆けつけたりします。
気を揉む中、数時間の手術が行われました。
手術後、もうこんな事は沢山だこんな痛くて辛いことは二度といやだと体力的にも精神的にも相当なダメージがあった直後にも関わらず、容態が芳しくなく、夜中に同じ箇所を再手術することになり、家族の全員がのけぞります。「また切るんですか」
思わず心の中で天を仰ぎます。「神様仏様観音様お稲荷様その他誰でも」と、節操のないお祈りを捧げまくります。
このときのご家族の心中は察するに余りある状態でしょう。後で聞くところによると、相当緊迫した状況だったらしいのです。
翌日8月4日は仕事になりません。でもしなければなりません。
現場に出向いて掃除、ゴミ、ガラ集めを一通りやってから、ホームセンターMで注文していたコルクタイルの受け取り、戻ってきて内装のこちゃこちゃした作業をやり、もう一度病院へ見舞い。
二度目の手術は上手くいったようで一安心です。でもまだしばらく様子をみないといけないらしい。退院まではまだまだです。
もう一度現場に戻り、こちゃこちゃした作業(なにをやってたかもう忘れてます)
顛末を書いておきますと、二度目の手術後の経過には問題がなく、結果的に手術は成功でした。
再発の恐れがあるため検査は継続しなければなりませんが、無事でなによりです。
さらにその後ですが、これを書いている2009年夏、検査をしても再発の傾向は全く見られないとのことです。
「生きる」の志村喬が今いたら、きっと沢山の仕事を成し遂げられたことでしょう。
この記事が2年前を振り返っている記事だと知りながらも心配してくださった読者の方がおられるかもしれません。「漂流教室」じゃありませんが、きっとその気持ちが時空を越えて伝わり、手術の成功に一役買ったことでありましょう。この場でお礼を申し上げます。
さてさて、改装工事は大詰めに近づいております。
8月5日、この日は大工のまっすんがベテランの建具職人(実は父親)を引き連れて3階の建具を取り付けたりしてくれています。
3階出窓のある部屋の建具。おお。出入り口ができました。
クローゼットの折り戸。ついたついた。できたできた。
クローゼットの折り戸もホームセンターMで買った怪しい激安ドアですが、実は私は迂闊でした。これ、立派な6枚折り戸に見えますがフルオープンしないんです。2/3あたりの位置に固定の支点がひとつあり、全開しない。・・・全開しない折り戸があるなどと、想像したこともなかったのでございます。
でも買ってしまったものは仕方がない。
ただ、2/3の位置には、鉄骨の柱があって、ちょうどその位置に上手く納まったので良しとします。
折り戸はつきましたが、クローゼットの中はすっからかんです。中身は造作せず、引っ越したあとで適当に作ります。
ほんとは適当じゃないんですが。クローゼットの中の話はいずれ。。。
映画部屋のドアも取り付けられました。
もうすでに「部屋」って感じです。窓があったところは、余ったコンパネやボードを重ねて押し込み、蓋をしてしまいました。
なんていい加減な防音処理。
ここで映画を観るんだから、防音についてはもっと本気を出すべきでした。
幅が狭いので1cmでも部屋を広く取りたかったんですが、どうせ部屋の真ん中に柱の出っ張りがあるんだから数センチ我慢してでも防音の真似事をしたほうが効果があったと、冷静になればそう思います。
こちらは映画部屋の向かいのトイレの出入り口。おお。出入り口できました。トイレは出来ていないけど。
ちなみに、2009年現在もトイレは出来ていません。ずっとトイレ予定地のままです。。
押し入れのふすま枠。こういう枠もホームセンターで売ってるんですねえ。
中身はいずれ考えます。襖みたいなのでも良いし、板みたいなのでもいいし、ま、緊急じゃないのでいつか何らかの引き戸を作ればいいですよね。
(と、言いながら2年後の2009年現在、ここには未だに引き戸はついておりません。開放的な押し入れのままです・・・)
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