2階のコルクは奇跡的に上手く手に入りましたが、3階はイメージも希望も特にないのでずるずると何も決まらないまま床を残して完成しつつあります。
そろそろ本気で床を決めましょう。
3階は、廊下と映画部屋と寝室です。予算はもうない。さてどうしましょう。
こうしましょう。
寝室以外は全部クッションフロアにしましょう。サンプルを取り寄せて検討。いろんな柄があって楽しくも悩ましいのですが何となく決定。廊下はコルクの柄、映画部屋は黒いまだらの柄です。
じゃ、それに決定して安いところで注文しておきましょう。引っ越し直前までに貼れればいいや。
寝室はフローリングにしようというところまで何とか決めて、まず無垢材か普及品かという選択です。
さっそく作戦会議です。
「杉の無垢材とか、ええらしいな」
「ええらしいな」
「適度に柔らかくて、裸足で気持ちいいし、お勧めやて」
「ええ感じやな」
「年月で自然な焼けが出てきて、味わいもあるで」
「自然派って感じやな」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「それはそれで厭やな」
「厭やな。そんなタイプとちゃうな、わたしら」
「無垢って、手入れしなあかんからな」
「汚れとか?」
「磨いたり削ったりして長年持たすんや」
「面倒くさいな」
「面倒くさいな。ほんなら、ホームセンターの安いのにしとこか」
「そうしとこか」
「Mに安いの売ってたな、そういや」
「安かったな」
「どんな色がええやろ」
「なんでもええわ」
「安っぽい薄黄土みたいな、あれでもええんか」
「あれはいややな」
「ほな茶色か」
「茶色もなあ、もひとつやなあ。濃い色でええんちゃう」
「そやな。ほんなら、次M行ったとき、濃い色が安かったらそれに決定しよか」
「そうしよそうしよ」
会議終了。
そういえば階段室の床も、クッションフロアを剥がしたまま放置しています。裏地と糊の跡が激しく残っています。
これを削り取るには、多分100人工くらい必要です。
なんとか、糊の跡を放置したまま上手く収める方法はないでしょうか。
薄いコンパネを貼る?
床パテで不陸の調整する?
どれも大変そうです。
さっそく作戦会議をして、我々の出した結論は「しばらくこのまま放置。土足でいく」でした。