2階の壁塗装

8月13日、いよいよお盆が近づいています。もう、現住所である御所屋敷の明け渡しまで半月余り、これからは壁や床を仕上げて、引っ越し荷物を何とか運べるようにしていきます。最後の詰めでございます。

2階の壁、どんな色にしようかと会議をしまくったあげく、絶妙な彩度を伴ったグレイ混じりの赤黄色ということになりました。ヤニがついたイタリアンスタッコの色というかベネチアのレストラン色というか、通常のアイボリーの壁色よりも暗くて彩度の高い色ですね。と言っても、別段変わった色じゃありませんが。

本当なら、DIC日塗工やメーカー色見本などを見て、番号で色を決めたほうが後々の補修などに便利なのですが、もうこの際そんなことを言ってる場合でもないので、手持ちの塗料を使って調色します。

下地が完了した2階、いよいよ塗装開始です。

まず入り隅(コーナーの内側)などローラーが入らないところを刷毛で塗ります。この作業を「ダメ」といいます。
「ダメ回っといて」と言えば、入り隅なんかを刷毛で塗って回る命令のことです。

ダメた後には、おもむろにローラーで塗装開始。
ローラーは、細身の短毛を使いました。ローラー目を余り出したくなかったからです。

毛の長いローラーを使うと、独特のローラー目が出ます。
下地の作業に比べれば、ローラーでの塗装はただ塗るだけですから簡単です。

ほんとは「ただ塗るだけ」じゃなくて、それなりに難しいものですが、私の場合はこれは本職に近い作業なので慣れています。

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まず入り隅を塗っています。

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ローラーいってます。

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ころころやってます。

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がんがん塗ってます。

壁周りが塗り上がりました。
と言っても一度目の塗りですから、乾いてから明日、もう一度工程を繰り返します。

この日妻は「入り隅」と「ダメ」という言葉を覚え、「ダメ周り」という作業のスキルを獲得しました。

夜の部からは、ひとりがダメを周り、ひとりがローラーを転がします。何という作業効率。
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“2階の壁塗装” への2件の返信

  1. 屋上だけはほんとに気持ちいいです。今年も、晴れているときは毎夕涼んでいます。バチが当たりそうです。
    屋上はありますけど、建物自体は狭小住宅で狭いんですよ。写真では広く写りますけど(笑)
    塗装は、人に頼らずにきっちりできるスキルをある程度持っていましたので、そこは踏ん張って頑張りました。汚れたら塗り替え上等っす。
    いろいろ心残りは多いのですが、記事ではもう少ししたら一旦完成します。
    コメントありがとうございます。今後ともおつきあいのほど、ひとつよろしくお願いしますm(_ _)m
    まりりんさんの奮闘記も読ませていただいてます。私は短期集中で職人さんに大いに助けてもらいましたが、ずっと自力で頑張っておられる様子を感動と尊敬をもって拝見しております。

  2. はじめまして。
    ブログ村で発見しまして、まだざっとですけど全体を読ませていただきました!
    ウチは木造平屋建なので、3階建て・・・とか、屋上・・・とか、うらやましく思いました。
    作業は大変そうですが(笑;
    今日の記事を拝見して、壁の塗装仕上げも良いな~、と思ってしまいました。
    もう塗る壁はぶっ壊さない限りないのですけど;
    軽快な文章も楽しくて読みやすいです。
    続きを楽しみにしてますので、宜しくお願いします♪

コメント

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